伝えたいのに伝わらない

こんにちは．

だんまちです．

あなたは普段の生活やビジネスシーンで

自分の気持ちや考えを正確に伝えられている

と思いますか？

以前の私は，自分の考えを上手くまとめて伝えるのが苦手でした．（まぁ今も全然上手くはないんですが，前よりはかなりマシになりました）

人間は自分の考えや気持ちを言葉にして相手に伝えますよね．

そして日常では声に出して伝えることが多いかと思います．

私はそれが全然出来なかったんですよね．

昔から色々と考えるのは好きだったので自分の考えや気持ちはもっていたんですが，それを相手に上手く伝えられないので，モヤモヤすることが多かったです．

モヤモヤするだけならまだいいんですが，悪いように誤解されて相手に失礼をしてしまうこともあり，そういう時は特に自分の能力の無さを感じて悲しくなりました．

今はグローバルな社会になっていることもあり，昔に比べて積極的に自分の気持や意見を伝えることが多くなっていると思います．

なので自分の言いたいことを適切に伝えられないと，自分自身が損をする事も多くなっていきますよね．

またそのような能力はビジネスシーンにおいても，自分の収益に大きく関わってきます．

はたから見れば

「言葉にして伝えられなければ，考えていないのも同然」

なんですよね．

悲しいですけどこれが現実です．

だからぜひ，自分の気持ちを伝えるのが苦手だと思ったあなたには，この記事を読んで改善するきっかけにしてもらえたらなと思います．

それではいってみましょう！

【確かに語彙力も必要だが】

伝えるのが苦手なのは語彙力が低いからでしょうか？

確かに語彙力は物事を正確に伝えるためにある程度必要だとは思います

しかし私の経験上，低い語彙力が大きな原因になっている人は少ないと思います．

では伝わらない原因は何か？

それは

「自分が考えている事をちゃんと整理出来ていない」

からです．

もちろん他にも色々原因はあると思いますよ．

ただ私はこれが一番多いんじゃないかと思うんです．

ちゃんとわかってはいる．

伝えるためには難しい言葉はいらない

けど，人に説明していく最中で，

「これを先に説明しないとだめか」

「これ話飛んでるな」

「この内容を最後に持ってくるの変だろ」

とか思うことってありません？

そうです．

重要なのは話の順番なのです．

もう伝えるための言葉は揃っている．

あとはそれを並び替えて

伝わりやすいストーリー

を作ればいいんです．

話の上手い人はこれが本当に上手です．

じゃあ

伝わりやすいストーリー

を作れるようになるにはどうしたらいいかというと．．．

【話上手な人の話を聞きまくる】

手っ取り早い方法は

話上手な人の話を聞きまくる

ことです．

ただ，何も考えずにただ聞くのではなく，聞きながらどんな特徴があるのか自分で探ってみるのが良いでしょう．

話が上手い人，頭の中を整理出来ている人は，結構共通しているところがあります．

その共通点を見つけられれば，もうゴールは近いと思います．

ぶっちゃけ本とかネットとかで調べればそのような情報って出てくるんですが，自分で探ってみることって結構大事ですよ．

見つけ出すためにはたくさん聞かないといけないですからね．

それと話の上手い人の話の聞き方についてですが，

今の時代，話の上手い人の話を聞くのって別に難しくないですよね．

一番簡単なのはyoutubeでしょうか．

自分で話が上手いと思えば誰でも好きな人を選んでいいと思います．

ただ，一人で喋っている人の動画にしたほうがいいかなと個人的には思います．

あとは，エンタメ系ではなくビジネス系の人の動画を見ると効果的です．（ちなみに私のおすすめは「まこなり社長」と「中田敦彦のyoutube大学」です）

あとはTED Talksですね．

有名な方がいろいろな分野についてプレゼンをしています．

本当に素晴らしいプレゼンばかりなのでこれもかなりおすすめです．

ただ，日本語のプレゼンは多くないというのが少し弱点かとは思います．（日本語字幕はあります）

また，楽しく学びたいという人には

落語家

の話を聞くのもおすすめです．

私もたまに落語家の話を聞くのですがいつも彼らの言葉は頭の中にスッと入ってきます．

落語家の方たちからも学べることは多いので，是非聞いてみてください！

【読書は最強】

なんだかんだ読書は最強だと思います．

読書をすれば伝える技術は上がります．

なぜか？

それは

ストーリーの組み立て方

に加えて

文章のテンプレート

を大量に学べるからです．

文章のテンプレートがあると本当に便利です．

話の上手な人って聞きやすい口癖があると思うんですよね．

その口癖を本の中から盗み出して，真似して自分の物にしちゃってください．

出版されている本は，本を書くスペシャリストが複数名で，文章を確認していることが多いです．

だからそういう本の中に書いてある言葉というのは，本当に洗練されています．

それを自分のものにしちゃうんです．

今まで読書をしなかった人がこれを続けると，段々と頭の中からスラスラと言葉が出てくるようになります．

ちなみに私も社会人になるまで，ほとんど本を読んできませんでした．

多分，生まれてから今までの通算で片手で数えるくらいしか読まなかったと思います．

そのせいで大学受験ではセンター試験の国語でめちゃくちゃ苦労しました．（どうでもいい）

でも社会人になってから本を週に1冊くらい読むようになると，結構言葉が出てくるようになったんですよね．

その証拠に今もブログをこうやって書けていますし．（まぁ下手クソなブログですが）

週に1冊くらいなら時間的にほとんどの人が出来ると思います．

おすすめは寝る前に本を読むことです．

実際に私はいつも寝る前の30分に本を読んでいます．

小説だと先が気になり頭が興奮状態になってしまうのであまり良くないですが，ビジネス書など多少難解な本を寝る前に読むと良いと思います．

少し話がそれますが，寝る前ってスマホとかテレビとか見てしまいがちですけど，睡眠の質が悪くなるので，もしやってたら本当に辞めたほうがいいですよ！

寝る前のスマホ時間を是非読書に使いましょう！

【実際に声に出して言ってみる】

実は，先程紹介した「話し上手な人の話を聞きまくる」と「読書は最強」はどちらもインプット中心の話でした．

今度はアウトプットの話です．

ということで実際に，話しの上手い人の話を真似して声に出して言ってみたり，読書だけではなく音読もしてみましょう．

特に，話上手な人の真似をして，声に出すのは本当に効果があると思います．

実際に話す相手がいれば良いですが，いないからといって，何も考えずに声を出すのではなく，内容を自分できっちり理解した上で，実際に相手に話を伝えている事をイメージしながら声に出すと良いでしょう．

独り言のようになってしまい，恥ずかしかったり寂しかったりするかもしれませんが，その気持を乗り越えて実践すると本当に伝える能力って上がります．（もちろん周りに人がいる時は気をつけてほしいですが...）

最初は難しくて上手く真似して話すことは出来ないと思います．

下手な自分に落胆するかも知れませんが，全然それでいいんです．

下手な自分を知ることが上達の第一歩ですから．

私も最初は自分の下手さに絶望しました．

大学の研究室で論文の発表とかありましたが，本当にひどかったですよ．

教授から

「もっと分かりやすく話せよ」

ってこっ酷く言われました．

でも続けていけば必ず上手く話せるようになります．

だから

伝えるのが苦手でも，とにかく言葉にしてみてください．

今日学んだこと

面白かったこと

嬉しかったこと

悲しかったこと

なんでもいいです．

日々の出来事を，話し上手な人の真似をして話してみましょう！

【最後に】

今回は伝え方についてお話いたしましたが，いかがだったでしょうか？

伝え上手になるためのアクションをまとめると

・ビジネスyoutuber・TED talks・落語家の話を聞きまくる

・寝る前の30分に本を読む

・話上手な人の真似をして声に出して言ってみる

でした．

自分の出来ることからでも良いので，是非実践してみてください！

ではまた．